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自己保管庫

「魔法少女リリカルなのはシリーズ」の期間限定だった、二次創作ブログ。百合が主体の文章のみで、主に ”なのフェイなの” を取り扱い。

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5月23日は何の日だったでしょうっ!!!(をぃ

  1. 2013/06/18(火) 19:59:36|
  2. 執務官組
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いえあ、5月23日のお話です(拳ぐっ(爆))
あ、いえ、その。
その日のネタ考えて書いてたんです。
でも、えっと、清書作業がですねっ!
故に、手直しはしたものの最近書いたわけではないとかそんな代物を投下しようかと。
お、怒らないでくだs(ry

さて←
内容ですが、一応題名あるんでソレ見たら大体分かると思いますっ!
ある執務官補佐の日常的ななにか。
ほらっ!ほらっ、わかりました?わかったよねっ!!
テンションがウザいですね。落ち着きます(正座)

まあ、補佐官が微笑ましく上司を見守っているお話になりますです。
大丈夫だ、なのフェイ出てくる←


では、気になって下さる方は 続き からどうぞ~(ぺこり)






□ ある執務官補佐の日常的ななにか。



神妙な面もちで執務室へと戻ってきた上司を見て、シャリオは思わず笑ってしまった。
上司が手にする紙の束。
きっとそれらは、書類提出の行きと帰りにどこかの誰かから手渡された物だろう。
そして、それらと似たような紙の束が、上司の机の上には更に山積みにされている。
本人不在中に届けられたそれをシャリオが受け取った物だが、ざっと外から見やった限り、それらはだいたいが重要書類やその他仕事に関しての物。ではなく、私用の物だと伺えるものばかり。
そんなそれらの存在に気づき、思わず机の前にて無言で佇む上司の背を見やり、事情を何となくではあるが理解しているシャリオは今度は苦笑してしまうのだった。


 ***


海のように深い色の青が、にやりと笑う。

「5月23日。5(恋い)、2(ふ)、3(み)で、恋文。だから、ラブレターの日。なんやって」

どこからともなく取り出されたペンで、白いナプキンへと書き込まれたそれを見やり、蒼い空のような瞳が、やんわりと細められる。

「へ~。相変わらず語呂合わせが好きだね、向こうは……」

管理局の正面入り口に程近いラウンジ。そこで、そんな風に柔らかく笑いながら他愛のない話をしているのは、八神はやてと、高町なのは。
偶然顔を合わせた二人は、共にちょうど休憩なのだという事を確認すると手近にあったこのラウンジへと足を向けた。さほど混むような時間帯では無いにも関わらずこのラウンジの席が全席埋まっているのは、そんな二人の姿があるからで、相変わらず大人気の三エースの内の二人である。
因みに、もう一人が揃うともっとすごい。余談だが。
そんな二人は、仕事の堅苦しい話は今回は無しということにしたのか、最近の私生活の話から同郷の話へと流れ、そしてその最中、そういえばとはやてが突然持ち出したのがそのラブレターの日という話なわけである。

「お母さんが張り切ってた理由はこれかな~」
「なんや、翠屋でイベントでもするん?」
「イベントかはわからなけど、たぶんこの日に合わせて新しいスイーツ考えてるんじゃないかな?」

トントンと指先でナプキンを叩いて、つい昨日連絡を入れた実家の母の顔を思い出しなのはは苦笑を零す。

「ラブレターと共に甘いスイーツをとか、女の子が喜びそうやね。さすが、桃子さん」
「クッキーとかだと、いっそラブレターと一緒に渡せそうだよねー」

くすくすと笑いながら、それぞれ頼んでいた飲み物に口をつける。
甘い話とは逆に、はやてもなのはも香り豊かなストレートの紅茶。甘い話が砂糖代わりといったところかもしれない。

「で?」
「で……?」

ほぅと息を吐いてから、はやてがにかっと笑って問う。
けれども、何を聞きたいのかを口にしないためなのはは、小首を傾げて返すだけ。
ここではやての意図が分かれば後手に回ることは無いのだが、なかなかそうも行かないのが困ったものなのだと、なのはは小首を傾げた後にもう一度紅茶に口をつけつつ思う。

「いやぁ、久々にラブレターとか書いてあげたら喜ぶんやない? ってな~」

くつくつと喉を鳴らし、ほらほらこの文字でとナプキンをペン先でこつこつやって、指し示す。
先ほどはやてが書き記した数個の文字は、数字はこちらと共通だが、言葉の字体は故郷のそれだった。

「あー、そこに流れるんだね……」

肩を竦めてカップを置く。それから、なのはは示されたナプキンへと視線を下ろし、暫し沈黙。
そんななのはを楽しげに見やりながら、はやては手の上で、くる、くるりとペンを回して一人遊び。

「――…そっか、手紙かぁ。もしかしたら、あの頃以来かも」
「んー?」

ゆるりと頬杖を着いて、懐かしげにそう言うなのはの表情に、穏やかで優しい笑みが浮かぶ。
その笑みに、あー、あの子の笑みになんぞ似てきたなー。とか思いつつ、でもそれは敢えて口に出さずに、はやてはその言葉へとさり気なくを装って問い返した。
すると、上がる視線。空の瞳は、なんともまあキラキラと輝いて。

「小学校の頃の、はやてちゃんとまだ出会う前」
「……――おぉ。あれかー、あの頃から凄かったな…惚気……。リアルタイムで見れんくてすっごく残念だった反面よかったとも思った、あれっ!」
「――どういう認識なのかな? はやてちゃん」
「遠距離恋愛って場合によってはとんでもなく愛を育む」
「教訓ッ!?」

カラカラと笑うはやてに、なのはの方は、えーと肩を落として苦笑い。

「やから、あの頃なみの書いたったら?」
「えっと、――……恥ずかしいです」
「は? 何を今更」
「うーっ!」

赤らんだ頬を押さえて俯いてしまったなのはを見て、呆れたような言葉とは裏腹に、どこか満足したかのように口の端にちょっと意地悪な笑みを浮かべたはやては、さって。などとわざわざ口に出して紅茶を飲み干し、伝票を手に取った。

「あっ、はやてちゃんっ」
「今日は私の奢り~。次はなのはちゃんな? あ、もちろん翠屋のケーキでもいええよ?」

ウィンク一つ。
ひらりと伝票を振りながら、先行くよーと席を立ったはやてに、もうっ! と零し笑みを浮かべ、なのはも残りの紅茶を飲んでからゆっくり貫禄の出てきたような、小さな背中の後を追った。
この後は? 事務処理仕事~、なのはちゃんは? 私も事務処理かな。じゃあ、片手間にラブレ――はやてちゃん、仕事しなね? 最後まで言わせて!?
なんてやりとりをしながら、またねと、二人は別れて行った。
そんな、微笑ましい幼なじみの姿を晒した二人が立ち去った後のラウンジ。
テーブルへと片づけにやってきた店員が、なんだか嬉しげにナプキンに手を伸ばしたその時、

「それ、くださいっ!!」
「いや、私にっ!」
「まて、俺がっ!!」
「いやいやいやっ!?」

とか、そんな争奪戦があり、そして何故かその争奪戦の後。なにやら三エースの故郷にて、5月23日はラブレターの日と言う愛を綴った手紙を出していい日らしいと言う若干間違った情報を含んだ噂が、一気に管理局内に広まって――…


 ***


時は戻り、執務官室。
机の上に鎮座していた紙の束…所謂ラブレター達は、綺麗に整頓され今は机脇の紙袋の中。
そんなそれらとは別物のそれは、最後に届けられた一枚のラブレター。
それをちょっと狼狽えながらも封を開けて、目を通したシャリオの上司は、ほわっと微笑んだかと思うとカアアッと顔を真っ赤にさせて机へと突っ伏してしまった。
微笑ましいそんな上司に敢えて声を掛ける事も無く、シャリオは視線を紙袋へと向ける。
因みにその他の手紙達を綺麗に紙袋へと仕舞っていったのは、その手紙の送り主。
ほんの数十分ほど前、神妙な顔をしたまま暫し立ち尽くした上司は、困ったような溜め息を吐いてから椅子に腰を下ろし、紙の山へと自らが持っていたそれも加えた後、さあととりあえず目の前の一つに手を伸ばしたのだが、それを遮るように颯爽と現れたのがその人だった。

「ちょっといいかな? フェイトちゃん」
「え? あ、なのは――うん、問題ないよ?」

そんな、いつもと変わらない挨拶とそれから続いた会話。
紙の束の山を目にして驚いたように空色の瞳を瞬かせたその人は、

「やっぱりフェイトちゃんもかー」

苦笑して、

「でもこれは後でね?」

と言って、持ってきた紙袋にあっという間にそれらを納めてしまった。
そして、はいこれ。と、事態に着いていけずにぽかんとしていたシャリオの上司の前に置かれた一通の手紙。
え? なにこれ? と問う赤い瞳がかわいいなぁと思ったのは実はシャリオとその人とで同時だったとか、それはさて置き。

「あとで読んで?」

にゃははは。と照れて笑うとその人は、それでさっさと踵を返した。

「お邪魔しちゃってごめんね? あと、知ってるだろうけど敢えて秘密で、お願い」

その人は上司には聞こえぬよう、けれどもシャリオにははっきり聞こえる茶目っ気たっぷりの言葉を残し、来たときと同じよう、颯爽と去って行き。そして、今に至る。
シャリオは視線を戻し、自然と零れる笑みをそのままに最後に残っていた一行分の入力を終え、まとめ上げた資料を保存してからモニターを軽快な動きで消した。

「んー、終了っ。フェイトさーん、終業時間ですし今日はこれで帰りましょう」

伸びを一つ。固まってしまった身体を解し、それからにこっと微笑んで上司を見やればやっと復活したのかわたたと手紙を大切にしまっていた。

「ッ、ご、ごめんっシャーリー! ありがとう。そうだね、今日はもう帰ろうかっ」

上司が今日の分の仕事を終えているのは確認済み。
だから、帰宅を促せばさすがに未だに狼狽えているせいか、いつもと違ってあと少しだけと粘らずに頷いてくれた。

(ありがたいなー、なかなかフェイトさん帰ってくれないから)

ワーカーホリック気味の上司を宥め賺して帰らせるのは、なかなかに骨が折れる作業なのだ。というか、普通の仕事より面倒だとはっきり言える辺りいろいろと問題だなと肩を竦め、シャリオはにこーりとまた笑みを浮かべた。
今度のは、若干含みのある笑み。

「あ、でもこれだけ目を通しておいてもらえますか?」
「ぅん? なにかな?」

そうして、データを送る。
そのデータ。目を通して欲しいのは最後の事項。

「目を通して貰うだけでいいので。じゃあ、シャリオ・フィニーノはこれにてお先失礼させていただきまーす」
「お疲れさま、また明日」
「はいっ」

略式敬礼をして席を離れれば、上司もまたシャリオのそれに乗った挨拶を返してくれる。それに、ほわりと笑みを浮かべシャリオは執務室をあとにする。
背後で閉まる扉の音。
それを聞き終えたあとに、スッと指先で軽く眼鏡を上げた。

「お礼は早めにしておかないと。ですよね~」

なにやらキラリと光った眼鏡のレンズ。にこにこと微笑む口元は、どこかとある司令を彷彿とさせ……。



 5月23日
 語呂合わせで恋文の日=ラブレターの日。
 そしてとある理由で、キスの日とも呼ばれる日。



後日。上機嫌の上司にとっても褒められた後、真っ赤な某空のエースによる惚気的な通信妨害を受けるたが、シャリオ・フィニーノ執務官補佐はこの日一日の仕事を優秀な上司と同じく、きっちり綺麗に片づけましたとさ。











あとがきと言う言い訳。
5月23日。恋文とキスの日。にもかかわらず、ソレらしい描写は皆無っ!
ラブレターラブレター言ってただけだよ!皆がっ!!(爆)
相変わらずはやてさんはいい仕事してくれます。大好きです司令w
シャーリーさんは、いつか司令とイタズラ同盟でも組めばイイと思います(待て)
因みにラブレターの山は、司令と教導官の元にも大量に届いたそうです。きっと律儀な人たちなんでお返事返せる人には全部返してそう。もしくはその真逆で敢えて誰にも出さないかか?
個人的には、周りが対応して掲示板とかにお断りの書面が張り出されるとかだったら面白いなーって☆
という事で、お目通し有難うございましたっ(敬礼)



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