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自己保管庫

「魔法少女リリカルなのはシリーズ」の期間限定だった、二次創作ブログ。百合が主体の文章のみで、主に ”なのフェイなの” を取り扱い。

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文章『かまってよ、そろそろね?』 NF

  1. 2012/08/06(月) 22:40:06|
  2. なのフェイなの
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

なんぞ回線の調子が悪くて、更新を諦めようかと思ったとか(をぃ
何とかなったみたいなんで更新しますけどねええええ(爆)

さて、今回は映画公開記念?も兼ねて、なのフェイ で!
似たシチュエーションあったと思うけどキニシナーイ!!(←最近吹っ切ったっぽい(滅))
この頃は、なのはさんの構って度が高いと美味しいなと思う昨今である(キリッ


であであ、まあ久々だしな内容はともあれ目を通してやろうという寛大な方は 続き からどぞ!









□ かまってよ、そろそろね? □



ハラオウン家のフェイトの部屋。
まだ、物が少なくけれどもそれが何処かフェイトらしいと思わせるその部屋の真ん中に、小さなローテーブルを出して課題をこなす部屋の主とそれからもう一人。
蒼い空のような瞳を、手元の本から時折持ち上げては、幼なじみから出されている漢字の読み書きのノルマを必死にこなしている部屋の主の背中へと向けて、なんとはなしに眺めている。
勉強を教えて欲しいと言われたのは、ちょうど幼なじみからノルマを出された時期すぐのこと。
とはいっても、その教えて欲しいと言われた教科がなのはも苦手とする国語だったので、役に立てるかなぁと思っていたのだが、なのはが分かるところを教えてあげると、嬉しそうにしたり、そっかと納得するそんなフェイトのころころと変わる表情が可愛らしく、そして分からないことを一緒に調べたりするのは思いの外楽しかった。
でも、その間に決まってこうして訪れる、いわゆる手持ち無沙汰な時間がある。フェイト一人でやるべき書き取りのノルマの時間だ。
さすがにその時は、教えてあげることも、やってあげることも出来ないので、なのはは一人時間を潰す。
最近は、フェイトが義兄であるクロノから借りてくる管理局に関しての資料や、管理局員用の勉強教材を覗いていのだが、此処数日でその内容がだいぶ難しい域に入ってきてしまったので流し見程度になっている。

(……そろそろかなあ)

と、なのはは一度音を立てぬように本を閉じて、フェイトに気付かれぬように身をそっと乗り出した。
覗き見るのはテーブルの上のノルマのそれら。
予想通りの進み具合のそれに、なのはは小さくうんうんと頷いて、膝を滑らせススス――と移動する。

――トン

「ッ――」

震え息を飲む気配を背で感じ取り、なのははくすくすと肩を揺らした。

「え、と。なのは?」
「ん~?」

ちらりと後ろを振り返るフェイトだが、背中に凭れてきたなのはの表情を伺うことは出来なかった。けれど、なのはと同様に背で感じ取った笑う気配に、思わず苦笑をこぼしてしまう。

「邪魔?」
「いや、そんな事はないけど」

なのははちょっとだけ凭れる背に体重を乗せてから、そう。もちろん返ってくる答えはソレであろうと見越しての問い。
そして、フェイトもまたそんななのはの反応が分かっていたのか、肩を竦めて、ちょっと困ったようにでも口元に笑みを浮かべて肩を竦めるだけで。
問いの掛け合いはそれで終わり。なのはは、フェイトの背に凭れたまま、また本を開く。日本語ではなく、ミッドチルダの文字で書かれた本は内容も相俟ってなのはの知識にしっかりと鎮座するには至らないが、それでもやはり流し見程度であれば面白く。
フェイトもフェイトで、背中のなのはの存在を気にしながらではあるが、後もう少しで終わるノルマに再度取りかかり始めた。ただ、やっぱり効率は先ほどより下がってしまうのは致し方ない。
どきどきする体温は、夏と言うこともあって薄着の服越しに涼しい部屋だからこそいやでも伝わり、フェイトの鼓動を否応なしに乱してしまうから。


 そうして、またちょっとの時間が流れる。


邪魔をしないようにと言うなのはの我慢がそろそろ完全に切れる時。そして逆に、フェイトの意識が背中の体温から、しっかりとノルマの方へと移され始めた時。

ぱたんっ

本を閉じる音。
フェイトの耳にも届いた音は、けれど意識してとらえていないが為に、気付かない。
なのははそっと本を床に置いて、そしてにっこり一呼吸。

「えいっ!」

ひょいと身体を持ち上げて、フェイトが違和感に気付いて振り返るその前に、なのははくるりと身体を回して、えいっと言うかけ声一つ。背中からぎゅっと抱きついた。
腰にしっかり腕を回して逃げられないようにするのも、勿論忘れない。

「なっ!? な、なのはっ!?」

ガリッと、書き損じをしたような音と共に狼狽える声と、文字通り跳ねたフェイトの身体。だが、なのはは気にした風も無く、フェイトの背中に顔を埋めて、素知らぬ感じでん~? と返す。

「え、えとっ、ななななんで!?」
「抱きつきたかったから?」
「あ、そうなんだ……。っじゃなくって!」

徐々に朱に染まっていくフェイトの顔を、上目遣いで楽しげに見つめるなのはが、不思議そうに小首を傾げてそんな事をのたまうものだから、フェイトも思わず納得しかけて、でも戻した視線が書き損じの漢字の書き取りを捉えて我に返る。
もはや、なのはのペース。
今のフェイトでは、己のペースを取り戻せる事なんてないのだけれども、抵抗せずにはいられないわけで。まだ、まだ、フェイトにとってなのはは大切で大切過ぎて、それはまるで触れたら壊れてしまうかもしれないガラス細工のような存在だから。
でも、なのはは気にしない。寧ろだからこそ積極的にフェイトに触れてそして、自分の存在をフェイトへと刻み込んで行く。まだ無意識なのに、それは在る意味、とても小悪魔的で。

「にゃははは」
「なのはぁ……私、まだ終わってない――」
「大丈夫、あとほんの少しでしょ?」
「そ、そうだけど、ね?」
「だーめ、そろそろ構ってくれないと拗ねちゃうの」

そして、えーいと一緒に床にごろんと横になる。
未だに、あわあわとするフェイトの手。それが、しばらくすると諦めたように動きを落ち着けて、腰に回されているなのはの手にそっと重ねられた。
恐る恐る撫でる動きに、ちょっとくすぐったさを感じるが、なのははそれでも嬉しくてにゃははともう一度笑う。
そしてそのまま、二人は暫し床の上で子猫がじゃれ合うように戯れていた――




「フェイトちゃん、ぎゅ~ってして?」
「ふえぇっ!?」
「ほらほら、ぎゅ~なの」
「ちょ、ま、!!」
「もう、ぎゅ~っ」
「~~~っあうう、ぎゅ、ぎゅぅっ!」














あとがきと言う言い訳。
んでもって、フェイトさんの方はなのはさんにおそるおそる接したりしてると美味しいと思うのですよ(ニヤリ←
両依存っていいっすよねー(何だ突然)
あと、背中合わせっていいですよねー(聞いてないよ!?)




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