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「魔法少女リリカルなのはシリーズ」の期間限定だった、二次創作ブログ。百合が主体の文章のみで、主に ”なのフェイなの” を取り扱い。

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文章『梅雨始まりの日』 幼馴染's

  1. 2012/07/06(金) 17:42:59|
  2. 幼馴染's
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  4. | コメント:1

ちょっとリンク二つほど増やしてみたりしてからの、文章投下

小ネタ的なんだけど、折角だから題名付きにしてみた。てか、その辺の整理はまた今度とかとりあえずまた言っておく(爆)
題名通り、梅雨に入りたて 幼馴染's の のほほんとした日常話。
ほんのり なのはさんフェイトさんばかっぽー してる。ほんのり。大事なことなのでもう一度言う、ほんのり!(←しつけー


で前置きは今回短めにしつつ、

さーて、久々だから一応目を通してやんぜ!と言う方はそうそうに 続き へどうぞ――――(礼)









□■□■□■




「おーおー、梅雨入りした言うたらホンマすぐに、雨ばっかになりおったなぁ」

ほっほぉ~と、昇降口で一番に空を見上げたのは八神はやてだった。
そんなはやての後ろからぞろぞろとやってきたのは、いつものメンバー。高町なのはにフェイト・T・ハラオウン、アリサ・バニングス、月村すずかの四人の少女達。

「雨はいいんだけど、このじめじめがイヤよね」
「仕方ないよ、梅雨とはいえもう夏に入ったような気温だし」

こちらは、あーあと空を見上げて髪の先をつまむ。アリサのそんな仕草を見て、すずかがころころと笑い我慢しようね? なんて。

「暑いなら暑いでいいんだけど、カラッとしたのがいいよ……」
「フェイトちゃん、今日はまだ涼しい方なんだから」

もう今からげんなりですというフェイトに、なのはは背中を叩きながら元気出して。その時にまた対処法考えようよと。

「文句ばっかいってへんで、梅雨の時期とか雨そのものとかを楽しめばええのに」

そんな金髪組に対して苦笑を零し肩を大仰に竦めてから、はやてはさっさと帰るで~と、傘をバッと勢いよく開いて見せた。

『………へぇ~』
「――って。でっか!? 穴! でっか!?」

開かれた傘は、黒い大きなコウモリ傘だったのだが、開いてびっくり。なにやら大きな穴が一つとついでとばかりにその隣に小さな穴がもう一つ。

「なるほど、それで雨を楽しむわけね。がんばんなさい」
「ちゃうしっ!!」
「はやてちゃん、以外と大胆なの」
「ツッコミどころは其処か!?」
「いつもの傘とは違うから気にはなってたんだけど、そっか……」
「納得すな!」
「あれかな? リインちゃんとヴィータちゃんかな?」
「うぅ、すずかちゃんが一番まともな反応や。なんやねんなんやねん……」

それぞれのボケではない素の意見に、はやては絶妙な反応を返し終えるとがっくりと肩を落としてえぐえぐと言いながら傘を眺めた。まぁ、さすがに盛大な穴だったのではやて自身もボケに走りそうだったのは秘密にしておく。

「つか、そっかぁ。そういやー、昨日なんぞやっとったなぁ~。くっくっくっく、覚悟しときぃあんの二人ぃ~」

んじぃと四対の視線が見つめる先で、はやてはぷるぷると肩を振るわせる。

「ま、子供のやった事なんだし大目に見てあげなさいよ」
「甘やかしたらあかんて」

アリサに呆れたように言われたが、はやてはむふんと鼻息荒くそう言って、からりと笑う。
それから、傘を持ち上げ穴から雨の降る灰色の空を見上げた。

「……でもそれ。はやてのいつもの傘じゃないよね?」
「あー、せやな。予備用で、一番使っとるのはシグナムやったか」
『?』

小さくくり抜かれたような空を遠い目をして見上げながら答えるはやてに対し、皆一様に不思議そうな仕草を取る。
が、皆のその反応をどうとったのか、はやては緩慢な動きを突然激しい動きへと変え、むきー! と声を荒げた。

「寝坊ぼうしたんや! 悪かったなああっ!!」

穴の空いた大きな傘を上下に振って荒ぶるはやてに、ああ要するに慌てて出てきたから適当に掴んだ傘が、運悪くそれだったのか。と納得する。

「でも、めずらしいねはやてちゃんが寝坊なんて。お仕事大変だったのかな?」

はやてをなだめるように優しく声を掛けつつ、でも危ないから止めようねとすずかは器用にはやての腕をとって傘の動きを止めさせた。
うーと唸るはやての頭をぺしっと叩き、安全になった隣へと歩んできたアリサは、そんな事よりどうするのよとそのちょっと冷めた視線で問いかける。

「せやな。こうなったらしゃーない、誰かに相合い――」
「はやてちゃん、はい」
「――傘してもら……て、おお、助かるわぁ。ん?」

にやっとした笑みを浮かべたかと思うと、ぐっと小さく握り拳を作ったはやて。勢い込んで続けた言葉はしかしなのはに遮られ、なのはの発言を置いてから予定と違う言葉と共に傘を受け取りながら続く。でも、あれ? はやては小首を傾げ。

「置き傘でもあったん?」
「ううん?」

はやては、なのはの動きを目で追いながらそう問いかけてみたものの、言い終わる頃には、思わずしまったと苦虫を噛み潰したかの様な表情を浮かべてしまう。
そんなはやての質問に答えつつ、なのはがひょいと腕を伸ばして絡めたのは、丁度傘を開いたばかりのフェイトの左手。
フェイトは、きょとんとしたものの特に何を言う出もなくなのはを受け入れる。

「大丈夫っ、フェイトちゃんに入れてもらうから」

拳ぐっ。素敵な笑顔。
ね? とちょっとなのはが視線を上げると、数度フェイトは赤い瞳を瞬かせ。しょうがないね、と言った感じの笑みを浮かべてこくりと頷いた。
そして僅かの間。唐突にはやての後ろから、ちっ! と苛立ちを含んだ舌打ちが聞こえる。

「私のせいやないやんっ!!」
「どう考えてもアンタのせいでしょうが! 暑いのに! このくそ暑いのに!!」
「八つ当たり反対! もう、アリサちゃんもすずかちゃんと相合い傘して帰ればええんやあああああ!!!!」

バッとなのはから借りた傘を開いて、はやてはそんな捨て台詞だか挑発する言葉だかを言い残して雨空の下へと駆けだして行く。

「ちょっ!? なにいってんのよっ、はやてっ!!」

そんのはやての小さな背に向かって怒鳴りつけるアリサだが、くるりと振り返ったはやては、笑いながら子供のように、いーっと白い歯を剥きだした。

「あの、バカっ」

はやてへとぷるぷると拳を振るわせるアリサ、ふと視線を隣へと向けた。
そこには、くすくすと笑っている件の彼女。

「する? アリサちゃん」

ボタン式でない傘を自らの手でゆっくり広げたすずかが、ちょこんと小首をかしげれば、アリサはかああと頬を朱に染め上げて。

「や、やらないわよっ――」

バンッとこちらはボタン式の傘を一押しで開き、ずかずかと歩き出す。

「――いいの?」
「うん、別に今日じゃなくてもいいしね?」

アリサの背を眺めながら、やんわりと穏やかに微笑むすずかにフェイトが問いかけると、すずかは楽しそうに笑い傘をくるりと回して雨の下へと歩み出す。
向こうからは、やーいこのツンデレーとか、シバく!! とか、いつものやりとりが聞こえてくる。
そんな光景をどこかぼんやりと見ているフェイトに、なのはが視線を向けた。
視線に気付いたフェイトは、優しい赤い瞳をさらに柔らかく緩めた笑みを浮かべてなのはを見やる。

「私たちも行こうか、なのは」
「うんっ」

フェイトは、そっとなのはの手を離しそして、ス――と腕を軽く上げた。組みやすいようにとそれは自然な動き。なのははその腕に、躊躇う事なく抱きつくように腕を絡めフェイトへ寄り添った。

「そこのバカップル!! 早く来なさいっ!」
「せやから、八つ当たりはっ――冷たっ!? ちょっ、やめっ!!」
「アリサちゃん、自分も濡れちゃうからっ」

はしゃぐ三人の姿に、なのはとフェイトは視線を合わせて笑い合い、ゆっくりとさらさらと降り注ぐ雨の中へと踏み出していった。














あとがきと言う言い訳。
もう、五人はきゃっきゃうふふしながら過ごしてればいいよね!!(いいえがおでさむずあっぷ)
なのはさん此処ぞとばかりにフェイトさんとの相合い傘げっちゅー。が、この文章の目的デシタとかそんなネ!(笑)
年齢設定は、小学生でも中学生でもOK。それぞれが脳内補完でよろしくおねがいしやす!!





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  1. 2012/07/06(金) 22:56:06 |
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