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自己保管庫

「魔法少女リリカルなのはシリーズ」の期間限定だった、二次創作ブログ。百合が主体の文章のみで、主に ”なのフェイなの” を取り扱い。

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文章=『私とキミの淡い欠片の願い事』 N・F

  1. 2012/05/12(土) 17:01:45|
  2. なのフェイなの
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  4. | コメント:0

久々に題名付きにしてみた。
その流れ(?)で、カテゴリ欄眺めてたら、そういやウチどんくらい今文章上げてんだろな。と思ってざっとだけど計算してみたら、ぽかーん。であった(滅)
平均とかわかんねーけども、自分だけの感想で言えばよく書いたなこんだけ(==;
って感じだったわけで……。もう、一生分の文章書いてそうな予感っ!!(えぇ!?)

しっかし、今と昔(二年前位だけども)の文章の違いってなんだろうなぁ。
読み返せないから比べられないんだが(爆)
成長していればイイとひっそりと思う(フフフフフフフ←


ともあれ、そんなものはどうでもいい話でして。
今回の投下文の方へと参りましょう。

まぁ、題名見れば一発で分かる内容かなと(滅)
いえぁ! 前回投下した拍手文章と繋がりがありますです。
でも、別に単一で見ても問題ないッス。

というわけで、今回のは拍手の方の内容でいえば昔の話。
幼なのはさん と 幼フェイトさん のお話でっす。


興味在る方は 続き からお目通しどうぞ~(敬礼)










□ 私とキミの淡い欠片の願い事







  ふわり ひらり はらり


舞い落ちるのは、薄く色づいた花びら達。
少女は、蒼い空越しにそんな花びら達の舞を静かに眺めていた。
少女にとって、大切なあの娘の色をした花びら達の舞いはどれだけ眺めていても飽きる事など無く、それどころかまるで魅了されたかのように目を離せないで居た。
しかし、そんな少女の思考に割って入ったのは、チャイム音。少女は、あっと小さな声を漏らし慌てて振り返る。
そこから見える学校の時計は、最終下校時刻を知らせる一つ手前のチャイム音の時間を示していた。
時計から視線をはずし、少女は素早く周囲を確認する。
周りには誰が居るでもなく、少女が気配を感じ取れる範囲にも誰も居ないようだった。
少女は今度は小さく、ほぅと安堵の吐息を漏らしそしてまた舞い散る花びら、咲き誇る桜の木を見上げる。
ふと、少女の肩と、そして金糸の髪にそれぞれ一枚ずつ花びらが一枚舞い降りた。
白い制服にその色は映え、金の髪にその色は溶け込む。
小さく優しげな笑みを浮かべて少女はその肩の花びらを手にし、ふぅと息を吹きかけてまた空へと舞い上がらせた。
髪に舞い降りた方の花びらには気付いていないのだろう、そこに溶け込んだ花びらは静かに少女と共にもう一度空へと舞った花びらを眺めている。と、少女は何を思ったのかふいに空へと手を伸ばす。
空へと帰した花びらとは別に、舞い降りてくる別の花びらを掴もうとして――逃げられた。
赤い瞳が数度瞬き、口元に苦笑が浮かぶ。
周囲を見回す。誰も居ない。時計を確認する。もう少し時間はあるだろう。

「――よし」

きゅっと拳を握り、少女は一人頷いた。
それからは、少女と花びら達との舞が始まる。

 ト ト ト ――。

少女は軽いステップで地面を蹴り、花びらを追う。


  ひらり はらり ふわり 


花びら達は、少女の手のひらに収まることなく舞い落ちる。
何度目かの挑戦、何枚目かの花びらに逃げられて少女は一つ、息を吐いた。でも直ぐにくすくすくすと、とても楽しげに笑い出す。

「そう簡単にはいかないね」

まるでキミみたいだ。そんなことを、少女は胸の内で呟いてからもう一度空へと、花びらへと手を伸ばす。
相変わらず、その手のひらに収まらずに逃げて行く花びら達。そんな風に翻弄されるのも、少女にとっては楽しかった。
そうして、幾度目かの挑戦。
舞い降りてきた花びらにそっと手を伸ばし、そして少女の手のひらに一度その花びらは身を寄せた。

「あっ!」

その瞬間には少女の顔に歓喜の表情が浮かんだ。だが、そこに風のいたずらが吹き込んでせっかく捕まえられそうだった花びらはまた空へと舞い上がってしまう。
あぁ……。歓喜は直ぐに、しょぼんと残念そうに眉根を落としたソレに変わったがしかし、その目の前にそっと差し出された小さな手。そこにその花びらがひらひらと身を収めた事に気付くと、わぁと目を瞬かせた。
けれども、その手は少女の手ではない。ではキミはだれ? 視線を上げれば、其処には少女が大好きな笑顔を浮かべる、待ち人の姿があった。
その人が誰か。ソレが理解できたと同時に、少女の頬にサアッと朱が浮かび上がる。

(み、見られたっ!!)

花びらに翻弄されていた姿をキミはいつから見ていたのだろうか。
少女は、恥ずかしさにあわあわと狼狽える。
そんな少女に、目の前のその娘はにこりと微笑むと、

「フェイトちゃん、フェイトちゃん。手、手」

ぴこぴこと空いている方の手で手招きながら、少女――フェイトの名を唄うように口にして、呼ぶ。

「あうぅ……。う、うん」

呼ばれれば、手招かれれば。罰が悪そうにしながらもフェイトはそっとその娘の前に手を出した。
その手のひらに重ねられるその娘の手。暖かさにドキリとする。

「はい」

手渡されたのは、少女の色。

「あ……。でも、なのは?」
「にゃはは」

思わず逃さないように手をそっと閉じながら、フェイトはなのはに、いいの? と視線で問う。
すると、なのはは栗色のツインテールをぴょこんと弾ませると笑みを浮かべて、

「いいの。ほら、私のお願いはフェイトちゃんのお願いが叶いますように、だから」

にこり。
まさか其処まで読まれていようとは。
桜が咲き始めた頃に耳にした”おまじない”。
舞い落ちる桜の花びらを地面に着く前につかまえれば、願い事が叶う。そんな噂。
ふいに思いだして実践していたのを見られた上に、その為に花びらを追いかけていたのもお見通しだなんて。と、フェイトはまた顔を赤くしてなのはから視線を逸らしてしまう。すると、

「もう、かわいいなぁフェイトちゃんはっ」

ぎゅぅっ!

「うわっ、な、なのはっ!?」

突然上機嫌のなのはに抱きつかれるも、数歩分わわっと下がったがしっかりとそのなのはの身体を支えたフェイト。もちろん、花びらも逃がさずに手にしたままで、でも器用に目を白黒させながら。
そんなフェイトに、なのははしばらくの間離れずくっついたままだった。







  ひら ひら ひら


なのはと入れ替わるように桜の花びらがフェイトの髪から舞い落ちそして、二人を囲う桜色に加わった。


















あとがきと言う言い訳。
まぁ、毎度の事ながらどっかで見た感じかなーな内容になってしまったんですが(汗)
それでも、桜をテーマに書きたいなと思ってたので。
あと、可愛いフェイトちゃんが書きたかった(笑)
なのはちゃんの可愛さが足りなかったけど、そこはまた今度って事で!(待て)







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