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自己保管庫

「魔法少女リリカルなのはシリーズ」の期間限定だった、二次創作ブログ。百合が主体の文章のみで、主に ”なのフェイなの” を取り扱い。

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そして、文章の方もこそーり。

  1. 2012/03/23(金) 00:10:14|
  2. 三人娘
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

いえあ☆
ちゃんと文章投下するぜ!!

あ、でもその前に。
そういえば、劇場窓口限定のなのフェイポスター付き前売り券げとしましたよっ!
予想外に人居なかった。。。用事があって早目に家を出たかったから良かったんですけどねっ、当日の話(滅)
そして、人が居ないせいか販売のおねいさんが大きな声でリリカルな映画の題名を言って人呼びするものだから、人の目を集める集める。とても羞恥プレイでしたっ★(ぐふぅ)
土日は映画館込んでるんですよ、おねいさんっ(爆)


雑談はこの辺にして、そろそろ文書の方。

今回は、なのはさんの登場が殆どありません。
メインその辺りなのに、フェイトさんとはやてさんの会話の方がメインになってしまった(げふん)
はやてさんだと会話ぽんぽん進んで楽しくなっちゃって(滅)
なのはさんとフェイトさんオンリーだと、あの人達視線で会話するから台詞がが(待て)

まぁでもオチは なのフェイなの なんです←

気になって下さる方は 続き からどうぞーっ!!(ぺこり)












『眼鏡のカノジョ』






「んでまぁ、ちょぉこの辺調べてくれると助かるんやけど。どない?」
「ん、そうだね。今の調査の延長としてなら大丈夫かも」
「なら、お願いするわ」

とある執務官の執務室。
その執務室の執務机を占領しているのはしかし、この部屋の主ではない。
茶色髪の深い海の青を宿した瞳のその人物は、ふらっと気まぐれにやってきたかのような軽さで訪れ、さらっと挨拶をすますと本人の許可無く早々に執務机を占領し、幾つかのデータを反映させたモニターを立ち上げた。
それに文句や注意を口にすべき部屋の主は、苦笑をこぼしながら金糸の髪を掻き上げ赤い瞳を少し細めるだけで、何も言わず。その人用の珈琲までをも用意してあげ、その人物を受け入れたのだった。
けれども、そんな光景はこの部屋では至って普通の事であり日常的なモノ。だからこそ、部屋の主は何も言わず、訪れた人物もその自分の行動を疑問視しない。
だがそれは、しっかりとした両者の信頼関係が在るからこそ。
二人は、部署は違えど同じ職場の仲間であり、同じ様な夢を目指す同志であり、何より十年来の親友同士だった。

「あ~、珈琲うまー」
「ありがとう、お疲れさま。で、そろそろ机返してくれると嬉しいんだけどな、はやて?」

それまでの真剣なやり取りとどこか緊張感があった空気。それが、一息つくように珈琲を口にした後の、はやて、と呼ばれた部屋の主の執務机を占領していた少女の砕けた一言で終了し、霧散した。
当の部屋の主はと言えば、それまで己の執務机に軽く凭れたままでいた身体を改めて起こすと、苦笑を浮かべつつも柔らかな言葉で、はやての空気を壊すことなくやんんわりと優しい気配を追加する。
へいへ~いっと、おどけながらデータを手早く保存して全てのモニターを消せば、はやては革張りの座り心地の良い椅子から勢いを付けて立ち上がった。
軽い背伸びを一つして、どぞ~と椅子を譲るとひょいと肩を竦めた部屋の主が金糸をふわりと揺らして椅子に腰を下ろした。
本来あるべき人物が在るべき場所へ収まったその様は、やはりしっくりとくる。などと思いながら、はやてはそんなフェイトの側で今度は机に腰を下ろして見せた。
非難の赤い視線。行儀が悪いとかそんな小言を無言のその視線に乗せているが、スルーする。そして、此処に来てからずっと何気なくだがずっと気になっていたそれを指摘する。

「なぁ、フェイトちゃん?」

ズズ――。そこで一度珈琲を啜って非難の視線を、なに? と言う疑問のそれに置き換えられるのを待つ。で、ぴっと指さし一つ。

「眼鏡。視力悪くなったん?」
「へ?」

向けられた指を見やり、それからはやてを見やり。部屋の主、フェイトは小首を傾げた。その反応は、え、何のこと? と不思議そう。

「いや、へ? やなくて。何その、イケメンめーがーねー。これ以上格好良さアップとか、何狙ってるん? 大好きな人の心はもう射止めてるやろ~~」
「ちょっ、はやて!?」

くぬくぬー、なんてニヤニヤ笑いながらからかってくるはやてに、フェイトは思わず頬に朱を浮かべながら頭を振った。

「これはっ、テストを頼まれただけだよっ!!」
「え~、うそぉん」
「この間事件でお世話になった人に頼まれたの。微量な魔力を使って視力の補佐とか疲労の軽減をしてくれる眼鏡なんだって。私は目の方は悪くないけど、事務仕事も結構多いからそっちの疲れ具合を調べるお手伝い」

もぅと、少し唇を尖らせフェイトは眼鏡を外す。細い黒縁のフレームにレンズが付いた、デザインはまだこれからといった感じの眼鏡なのだが、フェイトがかけるとどうにもそれなりに格好がつく。
はやては、くくと咽を鳴らして低く笑いフェイトが外した眼鏡をひょいと奪い取る。

「大事に扱ってよ?」

少し心配そうなフェイトに手をひらりと振り、レンズをのぞき込む。すると、金色がかった光がその表面を流れた。

「一人一人の魔力に合わせて調整せなあかんみたいやね?」

その光を見て、いたずらのままに眼鏡をかけてしまおうと思っていたはやてだったがそれをやめた。一目見ただけで、だいぶ繊細な造りをしているのが分かったからだ。魔法技術的な方面で。

「さすがに、一目で分かるんだはやては。うん、個人できちんと調整しなきゃいけないみたい。だから、普通の眼鏡より他人のを気軽にかけるとかは出来ないみたいだね」

返される眼鏡を受け取りながら、フェイトは苦笑する。相変わらず見た目とか行動に反しての知識量とか思考力だなぁと思ったりして。

「量産とかは無理そうやな。調整の労力も大変そうやし……」
「そっちは考えてないみたいだよ。オーダーメイドに近いやり方でって言ってたかな? 私みたいな魔力変換資質持ってる人は余計調整が大変みたいだから」
「あー、なるほど。しっかし、値段がお高そう~」
「その辺はなんとか調整するってさ。ちょっと趣味も入ってるしとも言ってたから」

ひょいと肩を竦めて、珈琲にまた口を付けたはやてにフェイトは眼鏡を丁寧に眼鏡ケースへと収めてからそう。すると、なるほどと頷き、でも完成したら我が家にも取り入れようかなぁと、はやては小さく呟いた。

「いつ完成かは分からないのが問題だけど」
「せやな」

二人して肩を振るわせ、期待せずに待とうかと言うことに。
それから、リインとかシャマルは好みそうだけど他の皆は何となく敬遠しそうだよねとか、いや以外にヴィータが仕事のためだって言い張りながらかけそうや。とかそんな眼鏡の話を広げながら他愛のない話を二人は、珈琲がなくなるまで。

「さってと。じゃ、まぁこの辺でお暇するわ」

カップを返しつつ、これからの予定を調べているのだろうかモニターを一つ展開させたはやてが、フェイトへウィンクを一つ投げて寄越した。
フェイトは、うん、そっちの件早めに済ませておくよと相槌を打ちこちらも仕事に戻るべく紙の資料を手元に引き寄せ、データ資料を呼び出しと、作業の準備を。

「よろしく~。――ん、よしよし」

シュピッと手を挙げて、頷きながらモニターを閉じる。
そうして、はやてのその脚は早々に執務室の扉の方へ。フェイトは軽く顔を上げ、ひらりと手を振るだけの見送りをその背へ向けた。
軽い気心の知れたやり取りは此処でも。
空気が抜ける音と共に扉が開き、タタン。とても楽しげな軽い足取りで部屋の外へと出たはやては最後、ニヤリとした笑みを浮かべて振り返り。

「がんばってな~」

ひらひら~と手を振るはやての姿が、自動で閉まる扉の向こうに消えていった。

「うん……?」

勿論、最後のそれはこれからの仕事に対しての言葉だろうと思い、頷いたのだがけれどその前に残した笑みに何かを感じ取り、フェイトのその頷きはどこか疑問系になってしまっていた。
しかし、まぁ気にしても始まらないので。相手がはやてであるからこそ、それは尚更で。だから、フェイトはあまり気にしないようにしようと、改めて姿勢を正し意識を切り替え目の前の仕事へと取り掛かったのだった。
静かになった室内。フェイトの意識が、完全に仕事へ取り込まれる間際。不意にパッ――と、視界を遮るようにモニターが一つ現れる。

「!?」

小首を傾げる動作もなく、フェイトは作業の手を止めてそのモニターに手を伸ばした。若干気持ちが焦っているのは、それが私用の緊急メールだったから。
誰かに何かあったのだろうか、そのメールの送り主を確認するのも忘れて急いで開いたメールに、だがしかしフェイトの眼は点になる。それから、珍しくもその瞳を半眼にさせた。
それは、フェイトの最愛の人からのメールだった。
緊急のメール故か、まったく飾り気のない文章。きっとこれ、音声入力だったのだろうなと思わせる勢いで、用件のみが書き記されている。
緊急のメールだが、正直緊急性というその重大な部分が欠損しているメール。というか、今の時間帯に私用の方でメールってと思いながら、フェイトは思わずなのはの今日のスケジュールを相棒へと訪ねてしまう。
返った返事は、今現在――教導中。
何してるんですか、なのはさんっ!? ツッコまずには居られない。
そんなメールの内容はと言えば……

【眼鏡かけた自分撮り写真、今すぐ送ってっ!!】

である。

「はーやーてぇーーっ」

元凶は考えるまでもなく、先ほどまで居た普段は昼行灯なあの人物。
いたずらが大好きで、寧ろそれには普段書類処理に回さない余力を全力全開で詰め込む人物。
後で絶対仕返しするっ! と堅く心に誓いながら、ともかく今は目の前のこの強大な敵をどうにかせねばと、フェイトはもう一度最愛の人からのメールを睨んだ。
教導中にもかかわらず寄越したメール。と言うことは、送らなければきっと、いや絶対に、帰ったら怒られる。寧ろ帰る前に捕まって怒られる。笑顔で怒られる。そしてその後とか考えたくない。フェイトは頭を抱えた。
選択肢は一つだけだ。メールの要求通り、眼鏡をかけた自分を自分で撮ってなのはに送ると言うそれだけ。
背に腹は替えられない。フェイトは意を決し顔を上げ。

「バルディッ――」
《No. Can not respond to that request.》その要求には応えることができません。
「な、なんでっ!?」
《SELF PORTRAIT. Because it is written so.》自分撮り。そう書いてありますから。
「で、でもっ」
《Sorry. sir――》

頼みの綱は、NOと言う。相棒に撮って貰うのならば何とか耐えられると思ったのに。
こんな時のバルディッシュを説得できないのは経験済みで、フェイトはちょっと泣きたくなる。
しかし、落ち込んでいる時間も惜しい訳で。フェイトは、渋々と先程収めた眼鏡をケースから取り出し、小さなため息を吐き出しそれをかけた。
少し冷っとしそして、かけ慣れていないせいの違和感で、自然と肩を竦めてしまう。
それから、取り出す携帯端末。
カメラ機能を呼び出し、そして、そして――そして…………






その後、【早く!】【まだ?】【ふぇーいーとーちゃあんんっ!!】と、何度もなのはからの催促を受けながら、携帯端末を握りしめて顔を赤くし、ううぅと唸る執務官の姿が暫くの間見られたとかなんとか。
そして、更にその後日にはそんな姿を記録した映像を観て悶える空のエースがいたとか。

――陸のエースのいたずらの成功率は、今のところ……勝率の方が上回っている。





















言い訳。
実は、元ネタはとある方から半ば強奪したイラストだったりします☆
文章掲載の許可は貰ったけどイラストの許可は貰って無いので文章のみでお送りしました(えへ(爆))
眼鏡設定真面目に考えるとかどうかいてるね!(滅)
なのはさんとはやてさんにも掛けさせたい。悶える(をぃ)
別に、眼鏡フェチじゃないよ!!←





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