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自己保管庫

「魔法少女リリカルなのはシリーズ」の期間限定だった、二次創作ブログ。百合が主体の文章のみで、主に ”なのフェイなの” を取り扱い。

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文章=『そこのかわいいおじょうさん』 N・F

  1. 2011/09/23(金) 00:18:01|
  2. なのフェイなの
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

まぁ、題名付き文章と小ネタ扱いの違いは何ぞ? って聞かれても最近自分でも首捻ります(爆死)

とりあえず、全体的に真面目にきちんと見なおして清書して気になるところちゃんと調べてから書いた奴が題名付きになる感じですかね。

そんなわけで、例の続編じゃぁありません(キリッ


あ、ウイルス攻撃はなっしんっ!(死)
ごめんなさい、アレ意外と一回消しちゃったせいで書ききれなくてっ!!(土下座)
もはや待ってる人も居なさそうだけどね。居ても視線が痛そうだ!(のうっ)


と、ともあれ今回のは呟きどころでネタ貰いました。
というか、滾って横槍入れたら反応してくれたのでネタが固まったとか、そんなねっ!(←迷惑です)
コレ入れて3パターンネタが出たんですけど、とりあえず今回はこのパターン。
(他のパターンは書くかどうか分かんねーけども)

雨の日に、車掌さんが お嬢さんお送りします(キラン とか言ってくれたらあらやだドッキュン☆とかするかもしれなくもない(ぇ

あ。雨が降って来ちゃった日と、そして車な、そんな話デス。



気になる方は 続き へどうぞっ――――



















『そこのかわいいおじょうさん』












 朝は、蒼く晴れ渡っていた空。
 けれど、その空は今は黒い雲に覆われ、世界を灰色へと染め上げる雨を降らせていた。
 そんな空を見上げ、珍しく眉間にシワを寄せているのは、仕事帰りの高町なのは、その人で。

「ぅー。今日はばたばたしてて、朝の予報見てこなかったのは失敗だったなぁ」

 そう、こぼし。はぁとため息一つ。

《 Sorry, my master. 》

 すると、なのはの胸元に下がる紅玉がなのはの動きでひと揺れした後、一度明滅してから謝罪を告げた。
 今回、なのはの相棒であるデバイスのレイジングハートは、定期検査を受ける為に管理局技術部の信頼できる局員に預けられていたのだ。そのため、いつもであればなのはを確実にフォローしてくれるレイジングハートが不在になり、それが巡って傘を忘れてしまったと言う流れだった。
 己の落ち度ではないが、何時も側に在るのが当たり前のデバイスにしてみれば己の責を果たせていない事になる。故に、レイジングハートはなのはに謝罪したのだが、なのはは笑みを浮かべながらレイジングハートへと触れると、優しくその指先で撫でる。

「にゃはは、別にレイジングハートの所為じゃないから、気にしないで?」

 優しい主の言葉に、レイジングハートは食い下がるなどと言う愚考はせず、素直にその言葉を受け入れて静かに二度ほど瞬くと、それを返事とした。
 そんな穏やかな、主とデバイスのやり取りが終わり、なのはがもう一度空を見上げる。
 さすがに、この降雨量では走って帰ろうと言う気にはならない。せめてもう少し弱かったらなと思いながら、うーんと頬に手を当てた。
 雨降る空を見上げたままで、困った表情を浮かべていれば誰だって、きっと傘を忘れてしまいどうしようかと悩んでいるのだろう。と察しが付くのは当たり前。
 そして、管理局が誇るエース・オブ・エースであり、なにげにファンクラブとかもあるとか噂の人物が意外と目立つ場所でそんな風に佇んで居れば、これはチャンスか!? とか、これを機にっ! とかの下心を持つ者や。困ってるならばとか、この雨じゃ流石に……なんて思う純粋な心の持ち主なんかが、なんとなく機をうかがってなのはの周りに居たりするのも仕方が無いことである。
 きっと、その機とやらに我慢できず動き出す人が出てくるまで後数秒といったところか。そして、その切っ掛けになりそうな誰かが一人。動き出そうとした――――が、しかし。その誰かが動き出す前に、なのはの前に黒いスポーツカータイプの乗用車が静かに停車した。
 はてな。と、疑問符を頭に浮かべたのはなのはの周りのその人達。
 なのは本人はといえば、最初驚きに目を丸くはしたが次の瞬間にはその顔を破顔させていた。
 音もなく静かにその車の窓が開いて行く。
 車内、奥。現れるのは、月の滴を垂らしたような淡い金の輝きを持つ髪と、端正な顔立ちに、赤いどこまでも穏やかで優しい瞳。

「お嬢さん、お送りしますよ」

 爽やかな笑顔と共に、少し低めのアルトの声音でそう囁かれた言葉。普通であれば、どうしたって気障に聞こえるはずなのに、何故か彼女にはとてもマッチしていた。

「フェイトちゃんっ」

 弾むなのはの声が、その人の名を紡げば彼女――フェイトの頬が僅かに緩む。

「お疲れさま、なのは。傘持ってないんでしょう? 乗って?」
「いいの?」
「もちろん」

 鍵が外れる音がすれば、フェイトが身を乗り出してドアを開きなのはを車内へと促した。
 なのはは、じゃぁ遠慮なくお邪魔しますっ。と嬉々として車内へと身体を滑り込ませた。
 バタンとドアが閉まり、嬉しそうな微笑みをフェイトへと向けるなのはの姿は窓が閉まる事で完全に外と隔絶される。
 そして人々は、しばし車を見送って。あの人じゃぁ仕方ないと納得し、ぱらぱらと散って行くのだった。



「今日は、珍しく定時で上がりなんだね、フェイトちゃん」

 なのはが車内に腰を落ち着け、シートベルトをしてから、黒い車は丁寧なフェイトの運転で車道を走り始めた。
 仕事でも使用される、フェイト個人の車は、なのはにしてみればとても居心地のよい空間。車内に満ちるフェイトの気配と、たぶん色々と整備され綺麗にされている車内はフェイトらしさで溢れているのだ。

「うん、今日は事務的な仕事ばかりだったから。その分、明日は外周りが多いみたいなんだけど」

 ちらりとなのはを見てから、視線を正面に戻し。運転をしながらも器用に肩をすくめてフェイトは苦笑して見せた。
 その言い方からして、仕事のスケジュールの采配はよほどの時でなければ、補佐官であるシャーリーがきちんと管理してくれているのだろうと思い、なのはは安堵と一緒に笑みを浮かべた。

「でも、なのはだって、定時。珍しいよね?」

 そのなのはの笑みにちょっとからかわれていると感じてしまったのか、フェイトは少々拗ねた様になのはをちらり。

「ん~、私は昨日で担当してた教導が一つ終わったからなの。だから、フェイトちゃんと一緒で今日は事務的な事だけだったんだ」
「ふ~ん、そっか……」

 雨を拭うワイパーをなんとはなしに眺めて何かを誤魔化している節のフェイトを、なのははじーっと見つめる。なにも言わずにじーっと、じーっと。
 そうすれば、もちろん先に居心地が悪くなるのはフェイトの方。

「な、なに? なのは……」
「なに? は、私のセリフなんだけどなぁ~」

 信号で止まってから、少し身を捻りつつなのはへと問い掛けるフェイトに、なのははのほほんと言ってやる。すると、目に見えて、う゛っとなるフェイトになのはは先ほどとは逆に直ぐに視線どころか顔までそらす。
 怒った――訳ではなく、こっそりと笑いを堪えるため。聞かなくても、長い付き合いで誰よりも今のフェイトを理解していると自負するなのはにとって、フェイトが何故そんな反応をしたのか、そして何を思っているのかなんて、お見通しなのである。

「――ッ……。ぅ、おこった?」

 でも、そうやって不安気に問い掛けてきてしまうフェイト。なのはが、振り返りにこにこな笑顔を浮かべながら、別に? と言って初めてお見通しだったらしいと言う事に気付き、かああと顔を真っ赤にさせた。
 颯爽と現れた先ほどとの今のこのギャップ。味わえるのは一握り。

「にゃははは、言っておくけどフェイトちゃんが今日の予定教えてくれてなかったから、私も言ってなかったんだからね?」

 いつもの様に笑ってから、軽く身を隣へと乗り出す。フェイトの耳元まで唇を近づけて、しゃべるごとに吐息が掛かるその距離のまま、なのはは先手を打って文句を一つ。
 びくっと身体を震わせて、それから離れたなのはの横顔を視線で追い掛けて。そうしてフェイトは、自分のしでかした失態にがっくりと肩を落としハンドルに額を押しつける。

「ふぇいとちゃ~ん、青、青」
「ぅあっ!?」

 後ろから煽られる前に、なのはの指摘でがばっと顔を上げたフェイトは、その焦りとは裏腹に相変わらずな丁寧な運転さばきで車を慌てて発進させた。
 
 そんな感じの帰路道中。
 落ち込むフェイトを励ましたり、ちょっと拗ねてしまったフリのなのはの機嫌をとったりと、いわゆる戯れ合い的な事をしていれば、日々の話をする前になのはの現在の自宅側まで、もう辿り着いてしまう。
 一瞬寂しそうにするのは、お互い様。
 ちょっと苦笑しあって。一緒に居たいけれども、明日も朝から仕事の二人は今日はここで別れねばならない。今生の別れでもないが、けれど他の誰よりもほんの少しの別れが寂しいと思ってしまうのは、二人がそんな間柄だからで。
 車が止まり。なのはが、シートベルトを外して、ありがとう。そう言って笑みを残し、ドアを静かに開けて外に出る。
 フェイトがドアが閉まる前に、明日も仕事がんばってね。おやすみ。と微笑んで見せ。
 じゃぁね。それで、手を振り今日の二人の逢瀬は終わり。

 ――――けれど、だけども。最後に一つ。

 去ろうとしたなのはが小走りでフェイトの側へとやってくる。
 フェイトはそれに合わせるように窓を開ける。
 そうして、窓に手を付き少しフェイトが身体を外へと乗り出せば、なのはがそっと腰を屈ませる。
 触れ合うのは、お互いの唇どうし。長くなく、けれど短くない、恋人同士の別れの挨拶代わりのキス。
 離れて、そして言葉を交わさず手を振って。
 建物の中へとスキップでもしかねない気配を伴って消えるなのは。
 静かに車を発進させて車内で鼻歌でも歌い出しそうなフェイト。

(次のお休みの予定はフェイトちゃんからかな~っ)
(次の休暇はいつだっけ?)







   空の雲間から、いつしか月がひょこりと少しだけ顔を覗かせている
   今日の二人の逢瀬の終わり、こっそり月は見届けた――

























あとがきと言う言い訳。
時期的には、六課に入る前の頃でしょうかね?
で、今回気付いたこと――ウチの大人フェイトさん、なんはさんの前だと幼くなるなぁ……。
まぁ、どうでもいいです。はい(滅)
はてさて、以前雨の日の車ネタって書いた事あるはずなんですが、今回はシチュエーションがまったく違うのでいっかな!滾ったしいっかなっ!とかなノリで書きました。
最初、まじで小ネタ扱いのつもりだったんですが、予想外に自分の中で真面目に書いたなと。
車のハンドルのどっちだったかなとか、ミッドチルダってどっち車線だったっけ。とか(笑)
あっ!ま、真面目にとか小ネタ云々良くいいますけど、別に題名無しのそれらの文章とキチンと向き合って無いわけじゃないですからねっ!?(←なに焦ってんだ??)
そりゃ、小ネタの方はちゃんと調べずに濁しちゃってる部分在ったりしますが……(ぉぃ)

げふんっ、と、兎にも角にも!
二人のありえそうな(?)日常を書くのは実は楽しかったりしますデス!!(ヌハハ←








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  1. 2011/09/23(金) 23:44:05 |
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